始まり
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東西に2つある空港消防庁舎には、現場にいち早く到達し初期火災を制圧する12,500ℓの水と消火薬剤を積載した大型化学消防車、消防車両に補水を行う為の給水車、救助活動行う為に必要な救難資器材を積載し、夜間帯では必要な明かりを照らしてくれる救難照明車、さらに航空機事故等が発生した場合に救護所や医療資器材、傷病者を搬送する為の担架等を積載した救急医療資器材搬送車が配備されており、有事の際の消火救難活動に必要な訓練、いつ何時でも出動できるように消防車両の点検整備、資器材の維持管理、過酷な災害現場に打ち勝つ為の体力錬成等を日々行っております。
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チームワーク
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私も今では、これまでの経験と得た知識、また先輩方から教わった多くの事を新任者に伝えるべく教育を任されるまでになりました。私自身、消火救難業務を行う上で大切にしている事がチームの結束力と日頃からの仲間とのコミュニケーションであると思っております。人は人からしか学べないと考えており共に成長し共に学ぶ事が出来ればいかなる航空機事故が起きたとしても対応できると信じております。 我々空港消防の消火救難業務は訓練や座学、維持管理等終わりがない仕事であり、何事も起こらなければ培った知識や訓練等が活かされない事もあると思いますが、あってはならない航空機事故が万が一発生した場合は一つの判断ミスで最悪の事態を招く可能性もある為、気持ちは熱く頭は冷静に対応し、収束すると何事もなかったかの様に、誰からも褒められずに帰宅する事が至高だと考え、羽田空港の安全を絶えず見守り命を守っている職業だと自負しております。